モトイシの歩み

モトイシの歩み

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株式会社本石洋服店を設立

先代が昭和33年10月に株式会社本石洋服店を設立。銅座町に誂え紳士服の店を出店いたしました。当時は、仕立て職人や裁断士を始め、8名でフル稼働していました。既製服が主流になってくる迄は、長崎でもいくつもの誂え服専門のテーラー達が凌ぎを削っていました。

昭和40年代に入り既製服が主流になりました。
日本生まれのスーツブランドであるダーバンが、フランスの俳優アランドロンをイメージキャラクターにして華々しく売り出し、男性ファンを虜にしていました。

その当時、本石洋服店も既製服を販売するようになり、誂え服の売上は1/3くらいになっていました。

オーダースーツの考えを変えたエフワンとの出会い

エフワンとの取引は昭和55年頃からで、エフワンのブランドで「パームビーチ」3つ揃いのベストがリバーシブルでオシャレな裏地が印象的だったので、これを売りたいと思ったのがきっかけでした。

取引を始めて2~3年経った頃、「長崎大水害」に見舞われました。店舗全体に1m70cmの高さ迄泥水が入り、商品も全滅。
洋服の在庫が200着位全てダメになり、呆然としていた時に、エフワンの担当者と上層部の方に助けていただき、それをきっかけにエフワンオーダーの魅力に大変感動致しました。

オーダースーツの魅力

エフワンのオーダーシステムは先ずはお客様に素材を選んでもらい、その後寸法や指定のデザイン、生地の性質などから加工指図が作られます。

個々に型紙を作るグレーディングソフトは1,000万人の体型データをシュミレーションして作ってあるため、お客様の服地はもちろん1着づつ自動裁断機で裁断していくので、仮縫いをしなくても洋服が体に合うようになっています。

当時としては画期的で、今までに経験したことがないシステムだったため、私は興味を持ち胸を高鳴らせました。そのスーツの仕上がり具合を自分の目で確認し、是非取組みエフワンのオーダースーツをみなさんに届けたいと思ったものです。

創業60年の歴史と磨かれた技術

当時、郊外の大型店を出店させていたエフワンの時流に乗り、昭和64年10月に長崎市磯道町に郊外店をオープン致しました。
丁度その頃、バブル期ということもあり車を乗り入れて買い物をすることが主流になっていました。
約15年間、せまい商圏地域に競合店が出揃う厳しい環境の中、ご利用いただいたお客様から着具合の良さやオーダースーツの良さなど、様々な嬉しい声を聞きながら、毎日忙しくも充実した日々を送っておりました。

そんな中、妻の病をきっかけに、磯道町を閉店することに至りますが、私のスーツをご愛顧くださる大切なお得意様方のために、エフワンのオーダーを継続したいという思いから小さいお店を長崎市中心部の樺島町にオープンし、現在に至っております。

紳士服のモトイシは昭和33年10月のオープン以来、沢山のお客様のオーダースーツをお仕立てして参りました。新しい事業をお始めになり意欲に溢れた社長様、未来への希望でいっぱいの新卒の方、ここ一番の商談の時に着用したいという証券営業の方、特殊な体型に悩むスポーツ選手の方…スーツを通して様々なお客様のご相談に乗り、寄り添って参りました。同じ未来を見据えることを指針に、これまでも、そしてこれからも一意専心して走り続ける所存です。

「モトイシのスーツで人生が変わった」

あなたにそう言っていただける、そんなスーツをおつくり致します。

いい男には、いい男の理由がある
着た瞬間人生が変わるオーダースーツを作りなさい

社会という戦場の中で、スーツはいわば男の戦闘服。
「なりたい自分にあなたを変える」そんなスーツを私がコーディネートいたします。
スーツに込められたあなたの想いは見る人に伝わり、あなたを魅力的に輝かせてくれます。
イメージを身に纏い、自分と、そして人生とを変えてみませんか。